クローン病患者は
お肉は食べすぎちゃダメ
食物繊維の野菜は食べちゃダメ
ストレスはダメ
ダメ、ダメが多いですね。
でも寛解期なら少し食べても良いんじゃない?
そんな意見も聞かれます。
そもそも寛解期とはどういう状態なのか、わたしもぼんやりとしか知りません。
四日市羽津医療センター副院長
山本隆行先生によると
IBDの「寛解」には
「臨床的寛解(臨床症状がない状態)」
「内視鏡的寛解(腸管粘膜に炎症がなく、潰瘍が治癒している状態)」
などいくつかの定義があるようです。
しかし、私の主治医いわく
「臨床的寛解」を達成しているだけでは十分でなく、
「内視鏡的寛解」も同時に達成させることがIBDの治療目標
だそうです。
臨床的に症状がなくとも内視鏡検査で病変が残っていると再燃するリスクが高いからです。
ご自身が「寛解期」なのか「活動期」なのかを正しく知るには、定期的な検査が欠かせません。
クローン病の定期検査では、大腸内視鏡に加え、CT・MRI検査で小腸の炎症状態も診ることが多いです。
わたしは毎回の診察時に血液検査も主治医にお願いをしています。
栄養の数値、TP、ALPの項目や炎症値マーカーCRPの確認をしています。
次回はなぜ食物繊維はダメなのか、脂質はなぜ少ない方がよいのかを記事に取り上げたいとおもいます。
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