医療関連(症状、薬など)

♯51【医師に相談する前に】過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・対策まとめ

過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)は、腸に明らかな病気がないのに、腹痛・下痢・便秘などが慢性的に続く状態です。ストレスや生活習慣と深く関係しており、現代人にとても多い疾患のひとつです。IBSにはいくつかのタイプがあり、人によって症状の出方が異なります。過敏性腸症候群の原因は、はっきりとは分かっていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。
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♯50炎症なしでも腹痛が続く…その原因は?(友人の体験談を踏まえながら)

下痢や血便といった症状もなく、血液検査の炎症値(CRP)も0.01以下と正常なのに、なぜか腹痛が続いている。【1】腸の癒着・狭窄(きょうさく)🔍【2】機能性腹痛・過敏性腸症候群(IBS)との合併🔍【3】胆汁性下痢・小腸切除後症候群(もし既往があれば)🔍【4】腸内ガス(SIBO:小腸内細菌異常増殖)など🔍【5】瘻孔や膿瘍の前段階(無症候性の小さい病変) ✅検査 造影CTやMRエンテログラフィー:狭窄や瘻孔の評価、内視鏡検査:炎症の有無、狭窄部位の確認、SIBO検査(呼気試験など)、腸内細菌検査(希望があれば) ✅対症療法として整腸剤(ビオフェルミン、ラックビーなど)食事の見直し(低FODMAP食など)漢方(六君子湯、大建中湯などが処方される場合も)
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♯49【クローン病と脂質】体に良い脂質・悪い脂質とは?日常の食事で気をつけたいポイント

脂質にはさまざまな種類があり、「体に良い脂質」と「体に悪い脂質」があります。それぞれの特徴を理解することで、健康的な食生活に役立てることができます。 ✅ 体に良い脂質(積極的に摂りたい脂質)1. 不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)常温で液体の油に多く含まれます。⚠️ 体に悪い脂質(できるだけ避けたい脂質)1. 飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)常温で固体の脂に多く含まれます。 含まれる食品:バター、ラード、肉の脂身、乳製品(生クリーム、チーズ)。脂質はすべてがダメなのではなく、身体にとっても必要な資質も含まれている。
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♯48大腸菌とクローン病の関係はあるの?腸の中の見えない関係

一部の大腸菌(特定のタイプ)が、クローン病の発症・悪化に関係している可能性があると考えられています。クローン病に関係する「Adherent-Invasive E. coli(AIEC)」というクローン病患者の腸内でよく見つかる大腸菌の一種。 AIECは、腸の粘膜にくっついて細胞の中に侵入し、炎症を引き起こす能力を持っています。腸内環境の改善(食事、生活習慣、場合によってはプロバイオティクスの使用)は、間接的にクローン病の症状管理に役立つかもしれません。
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♯47クローン病と尿路感染症の意外な関係

「クローン病って腸の病気じゃないの?」「尿の感染と関係あるの?」と不思議に思われるかもしれませんが、実はいくつかの理由でクローン病の人は尿路感染を起こしやすいと言われています。原因として①腸と膀胱がつながる「腸膀胱瘻」という状態、②治療で使う薬が感染症を起こしやすくする、③腸の手術を受けた後の体の変化で感染しやすくなります。
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♯46【IBDと脂質】活動期・寛解期での考え方と最新ガイドライン

IBDの活動期には、腸への負担を減らすために「低脂質食」が推奨されることが多いです。具体的にどれくらいの脂質量が良いのか、明確な科学的根拠はまだ十分とは言えませんが、日本の多くの病院では 1日20〜30g程度 の低脂質食が提供されていることが多いようです。
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♯45クローン病と肝臓の関係|見逃してはいけない肝機能異常のサイン(実体験を交えて)

クローン病は、下痢、腹痛、体重減少といった症状が中心ですが、実は消化管以外の臓器にも炎症が広がる「腸管外合併症」があります。その1つが肝臓です。クローン病との関連として、肝機能数値の異常、原発性硬化性胆管炎(PSC)、薬剤性、生活習慣があります。
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♯44【体験談をふまえて】クローン病、治療後に病変の場所が変わるって本当?

クローン病は治療してから症状が生じている部位が変わる病気です。発症時は小腸だったのに、治療をしていくと小腸はよくなったのに、大腸が今度は悪くなったなどよく聞く話です。だから、痛みの部位が変わった、お腹の張りがかわった、下血したなどがあればすぐに医師に相談をするべきです。
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♯43【体験談や知識共有】クローン病患者が知っておきたい「腸重積」とは?

腸重積とは腸の一部が隣の腸の中に入り込んでしまう状態のこと。症状として腹痛、吐き気、血便、膨満感などがあります。治療として外科手術になることが多い。対策としては何かあったらすぐ病院に行くこと。
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♯42【やさしく解説】肝臓が悪いときに病院で受ける検査って?血液検査・エコー・CTまで徹底紹介!

肝臓の機能の検査はいくつかあります。血液検査、エコー、ウィルス検査、CT/MRI、肝生検があります。しかしこれらは単体で行うのではなく、複数を兼ね合わせることで効果をより発揮すると言われています。
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