♯15注目すべき「血液検査」の重要項目3

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今回は炎症と栄養について取り上げます。

炎症は血清C反応性タンパク(CRP)という項目をみます。

下血や腹痛などの自覚症状がない場合でも、炎症があればCRPの数値は上がります。

たとえそれが寛解期でもです。

ここ大事です。

寛解期でも炎症が起きればCRPの数値はあがります

そのため、定期的に血液検査は実施しておいた方がよいです。

わたしも毎回の受診時に血液検査をやっています。

次に栄養状態ではアルブミン、血清総蛋白、総コレステロールの項目をみます。

クローン病は徐々に痩せてしまう病気です。

小腸に病変があると、栄養吸収が悪くなり、痩せてきます。

目安として1か月で5%以上減った場合は注意した方が良いと考えます。

わたしも毎日体重計にのって、

体重の変化をノートに記載しています。

このように、一回の血液検査で

貧血の有無、炎症の有無、体の栄養の状態など様々なことがわかります。

血液検査に加えて、レントゲンや内視鏡検査、便検査など日頃から検査を行い

クローン病の寛解期を維持して

自分らしい生活をしていきましょう。

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