辻仲病院柏の葉の消化器内科、竹内 健先生のお話をもとに記事を取り上げます。
ステロイドとは体の中の炎症を抑えたり、
体の免疫力を抑制したりする作用があるお薬のことです。
さまざまな疾患の治療に使われています。
そもそもステロイドは
副腎皮質(副腎という臓器の外側の部分)から分泌されるホルモンの一種です。
もともとは人間の体内にあるものです。それをお薬として投与するわけです。
クローン病のように、免疫が過剰に働く病気に対してはステロイドは免疫を抑制するので、とても役立つ治療薬となります。
ところが、免疫を過剰に抑制するので当然デメリットが多くあります。
まず、病気にかかりやすくなります。
わたしたちは、病気にかからないよう、普段は免疫力を高めています。
それをお薬で抑えようとすると、普段かかりにくい病気にもたやすくか、かかってしまうことがあります。
次のブログ記事で、ステロイドのデメリットについて、詳しくみていきます。
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