こんにちは。突然ですが、「おなら」について悩んだことはありませんか？
以前、おならがよく出る時期がありました。そもそもおならって何なんだろう？ クローン病と関係がありそうだけど、実際はどうなのかな？と思いました。
私と同じクローン病の人たちで、
- 「なんだかガスがたまりやすい…」
- 「お腹が張って苦しい」
- 「おならの回数が多くて恥ずかしい…」
そんな悩みを抱えている方がいました。
実は、おならはクローン病と深く関係しているんです。
今回は、「おなら」とクローン病の関係、そして日常でできる対策について、実体験を交えながらお伝えしていきます。
🔍 そもそも「おなら」ってなに？
おならは、腸の中で発生したガスが体の外に出る自然な現象です。ガスのもとは大きく2つ：
- 食事中や会話中に飲み込んだ「空気」
- 食べ物が腸内で分解・発酵されたときに出る「ガス」
健康な人でも1日に10～20回はおならが出ると言われています。
💥 クローン病とおならが増える理由
クローン病では、腸が炎症を起こしたり、狭窄（きょうさく：通り道が細くなること）を起こしたりします。これがガスのたまりやすさや排出のしにくさに影響するんです。
おならが多くなるときは一般的に下記の要因が多いです。
①ストレス（腸の働きが不安定になるため）
②食べ過ぎや早食い
③食物繊維の多い食事
④炭酸飲料の飲みすぎ
また、クローン病患者では以下のような理由でガスが増えやすくなります：
① 小腸内細菌異常増殖（SIBO）
腸内に本来少ないはずの細菌が小腸で異常繁殖することで、ガスが大量発生。腹部の膨満感や、臭いおならの原因になります。
② 消化吸収のトラブル
クローン病では脂質や糖質の吸収がうまくいかないことがあります。その結果、腸内で発酵が進み、ガスが発生しやすくなります。
③ 食事制限と偏り
低残渣（ていざんさ）食や制限食では、腸内細菌のバランスが崩れがちです。善玉菌が減り、悪玉菌が優位になると、悪臭のあるおならが増えることも。
🧘♂️ ガスによる不快感を減らす工夫
ここでは、クローン病と付き合いながら、ガスによる不快感を減らすための工夫をご紹介します。
✅ 自分に合った食材を見つける
- 豆類、キャベツ、玉ねぎなどの発酵しやすい食材は人によっては避けた方がいいこともあります。
- 逆に、整腸作用のある発酵食品（ヨーグルトや味噌）は合う人もいるでしょう。
✅ よく噛んで食べる
早食いは空気を飲み込む量が増えてしまいます。1口30回を目安によく噛むことがポイントです。
✅ 食事記録をつけてみる
どんな食事のあとにガスが増えるかを記録すると、**自分の「腸のクセ」**が見えてきます。
✅ 医師に相談を
ガスが異常に多い・痛みを伴う・匂いがきつすぎる…小腸内細菌異常増殖やそのほかの理由が考えられます。そんなときは、我慢せず医師に相談を。
🌿 まとめ：実体験から
私の場合は、便秘よりも下痢がしやすい体質で、時々、おならが多くなることがあります。特に腹痛や病院に通うことはありませんでしたが、ヨーグルトやお味噌汁をよく取るので、発酵がしやすくなっているのが原因かと自分で考えていました。
あとは炭酸飲料のオレンジファンタが好きで飲んだ翌日は少し多くなることがあるかと思います。
おならは腸からのサインだと思います。無理に我慢したりせず、気になったら医師に相談をしましょう。
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