♯56【クローン病】旅先でよくある困りごととその対策まとめ!安心して旅行を楽しむために

医療関連(症状、薬など)

こんにちは。クローン病歴8年、現在は寛解期を維持している筆者です。
今日は海の日ですね。3連休か。お出かけする人が多いでしょう。私も来週は家族で盆踊りに参加したり、ドライブの予定が入っています。楽しみですね。

今回は「旅行先でありがちなクローン病患者の困りごと(あるある)」と、その対策についてご紹介します。

旅行は楽しいけれど、体調面に不安があるのも事実。
でも、事前に準備をしておけば、安心して思い出を作ることができますよ!


🚻 トイレ問題あるあると対策

あるある① トイレの場所を常に意識してしまう

「観光よりもトイレチェックが最優先」という経験、ありませんか?

対策:

  • Googleマップで「トイレ」で検索&保存
  • 商業施設・道の駅・コンビニのトイレ情報を事前チェック

あるある② 混雑や和式トイレで焦る

高速道路のSAや観光地で混雑していると焦る。
和式しかなかった時の絶望感も独特です。

対策:

  • 早めの休憩&トイレ利用を意識
  • 携帯用洋式便座や簡易トイレを持参するのも手←これは本当に大切です。わたしも日帰りでトイレがいけるか怪しい場所には持っていくようにしています。

🍱 食事あるあると対策

あるある① ご当地グルメが食べられない

揚げ物・焼き物・脂っこい名物料理…目の前にあるのに食べられないのはつらいですよね。

対策:

  • 食べられるご当地メニューを事前リサーチ
  • 無理せず、見て楽しむだけでもOK!

あるある② コンビニで食べられるもの探しに苦戦

裏面の成分表とにらめっこ。「脂質」「食物繊維」の文字に敏感になります。

対策:

  • おにぎり(梅・鮭)、うどん、バナナは安心の味方
  • 事前に「脂質5g以下」のコンビニ食品をリストアップ

あるある③ ホテルの朝食ビュッフェがつらい

揚げ物、サラダ、パン…食べられないものが多すぎる!

対策:

  • 素泊まりにして自前で用意
  • 白ごはん+バナナなど、食べられるものを選択

👜 薬・荷物あるあると対策

あるある① 薬・サプリでポーチがパンパン

整腸剤、常備薬、頓服…忘れ物がないか不安になるほど多い!

対策:

  • ピルケースに小分けしてスッキリ管理
  • 朝・昼・夜で色分けすると時短に

あるある② 冷蔵保存の薬が心配

夏場の旅行や長時間移動で温度管理が大変です。

対策:

  • 保冷バッグ+保冷剤+温度計を活用
  • 飛行機では必ず手荷物にする

🏨 宿泊あるあると対策

あるある① 急な腹痛で観光を断念

旅行中は気が張っていても、体調が崩れると一気に予定が崩れます。

対策:

  • ゆるめのスケジュールを組む
  • 「休憩日」を1日入れると安心

あるある② トイレ付きの部屋で安心する

ビジネスホテルなどで部屋にトイレがあると本当に助かります。

対策:

  • トイレ付きの個室を選ぶ(相部屋は避ける)
  • 音消しスプレーや換気グッズも便利

🚗 移動あるあると対策

あるある① 長時間移動が怖い

電車・飛行機・バス…「トイレにすぐ行けるか」が最大の懸念。

対策:

  • 通路側の座席を選ぶ
  • 携帯トイレを持参しておくと安心

あるある② 乗り物酔い+腹痛のダブルパンチ

体調が崩れやすい人には移動も大敵です。

対策:

  • 酔い止めや腹痛薬をすぐ出せる場所に
  • ミント系マスクやアロマスプレーで匂い対策も

😣 体調管理あるあると対策

あるある① 疲れが症状に直結

旅行中の疲れ・ストレスで急に症状が出てくることも…。

対策:

  • 初日・最終日はのんびりスケジュール
  • 夜はしっかり湯船でリラックス

あるある② 旅先で便秘になる

いつもと違う食事や緊張で便が出ないのも困りごとの一つ。

対策:

  • 水分と軽い運動を意識的に
  • 整腸剤や便通改善薬を持参

🧳 旅行前の準備でさらに安心!

  • ✅ 主治医に相談しておく(ステロイドの予備処方など)
  • ✅ 病歴や薬のメモを紙やスマホに保存
  • ✅ 万が一に備えて旅行保険に加入(持病カバー含むか確認)
  • ✅ 「食べられる飲食店マップ」を自作しておく

✈まとめ:事前の備えで楽しい旅に、同伴者へのメッセージ

クローン病だからといって旅行をあきらめる必要はありません。
「少しの備え」と「無理しない心構え」があれば、旅も十分に楽しめます。

また、同伴者の方にお伝えしたいことが1点。旅先で私たちクローン病患者は食べられないものは多いですが、一緒に行く人は変に遠慮せずに食べてください。変に遠慮されると申し訳なくなります。せっかくの旅ですから、同伴者の方も変な気を使いすぎず、旅行を楽しんでほしいのです。

皆さんの体調や症状に合わせて、無理のない範囲で「自分なりの旅スタイル」を見つけてくださいね!

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