クローン6年生

医療関連(症状、薬など)

♯55クローン病と皮膚症状 腸だけじゃない?見逃しがちな皮膚トラブルとは

クローン病に関連する代表的な皮膚症状として結節性紅斑(けっせつせいこうはん)、壊疽性膿皮症(えそせいのうひしょう)、肛囲病変、掌蹠膿疱症様病変、皮膚タグ(スキンタッグ)がみられます。治療法もそれぞれ異なります。特に活動期になりやすい皮膚トラブルもあります、。
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♯54クローン病患者が夏に気をつけたいこと ~活動期・寛解期で異なる対策も紹介~

「夏の基本対策」として水分補給(常温の水、経口補水液などで脱水対策)、熱中症予防(室温28℃以下をキープ。日中の外出は控える)、食事の工夫(ツルッと食べやすい、冷たくて低脂質の料理)、睡眠の確保(寝苦しい夜は冷却グッズやエアコンを活用 )体調記録(食事・便の回数・腹痛・体重などの変化を記録)、通院管理(体調が崩れる前に検査・処方を見直しておく)。これ以外にも寛解期と活動期で異なる対策が必要です。
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♯53クローン病と睡眠、夜の過ごし方で体調はかわる!服薬のタイミングも要チェック

クローン病患者が睡眠時に注意すべきことや服薬のタイミングに注意すべきこと。記事の最後の方で各薬の服用するべきタイミングをまとめてみました。1. 腹痛や下痢による中途覚醒に注意、2. 薬の服用時間に注意、3. 姿勢による腹部圧迫を避ける、4. 睡眠環境を整える、5. 発熱や関節痛がある場合は体温調節しやすい服装で
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♯52クローン病患者向け、猛暑日に気を付けたい5つのポイント

猛暑日にクローン病患者が注意すべきポイント ① 脱水に注意② 食欲低下・栄養不足③ 食品の傷み・食中毒④ 紫外線と免疫抑制剤⑤ 熱中症と炎症の見分けにくさ 体温が高く、発汗や水分摂取状況を把握できない時は医療機関に相談を。
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♯51【医師に相談する前に】過敏性腸症候群(IBS)の症状・原因・対策まとめ

過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)は、腸に明らかな病気がないのに、腹痛・下痢・便秘などが慢性的に続く状態です。ストレスや生活習慣と深く関係しており、現代人にとても多い疾患のひとつです。IBSにはいくつかのタイプがあり、人によって症状の出方が異なります。過敏性腸症候群の原因は、はっきりとは分かっていませんが、いくつかの要因が関係していると考えられています。
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♯50炎症なしでも腹痛が続く…その原因は?(友人の体験談を踏まえながら)

下痢や血便といった症状もなく、血液検査の炎症値(CRP)も0.01以下と正常なのに、なぜか腹痛が続いている。【1】腸の癒着・狭窄(きょうさく)🔍【2】機能性腹痛・過敏性腸症候群(IBS)との合併🔍【3】胆汁性下痢・小腸切除後症候群(もし既往があれば)🔍【4】腸内ガス(SIBO:小腸内細菌異常増殖)など🔍【5】瘻孔や膿瘍の前段階(無症候性の小さい病変) ✅検査 造影CTやMRエンテログラフィー:狭窄や瘻孔の評価、内視鏡検査:炎症の有無、狭窄部位の確認、SIBO検査(呼気試験など)、腸内細菌検査(希望があれば) ✅対症療法として整腸剤(ビオフェルミン、ラックビーなど)食事の見直し(低FODMAP食など)漢方(六君子湯、大建中湯などが処方される場合も)
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♯49【クローン病と脂質】体に良い脂質・悪い脂質とは?日常の食事で気をつけたいポイント

脂質にはさまざまな種類があり、「体に良い脂質」と「体に悪い脂質」があります。それぞれの特徴を理解することで、健康的な食生活に役立てることができます。 ✅ 体に良い脂質(積極的に摂りたい脂質)1. 不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)常温で液体の油に多く含まれます。⚠️ 体に悪い脂質(できるだけ避けたい脂質)1. 飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)常温で固体の脂に多く含まれます。 含まれる食品:バター、ラード、肉の脂身、乳製品(生クリーム、チーズ)。脂質はすべてがダメなのではなく、身体にとっても必要な資質も含まれている。
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♯48大腸菌とクローン病の関係はあるの?腸の中の見えない関係

一部の大腸菌(特定のタイプ)が、クローン病の発症・悪化に関係している可能性があると考えられています。クローン病に関係する「Adherent-Invasive E. coli(AIEC)」というクローン病患者の腸内でよく見つかる大腸菌の一種。 AIECは、腸の粘膜にくっついて細胞の中に侵入し、炎症を引き起こす能力を持っています。腸内環境の改善(食事、生活習慣、場合によってはプロバイオティクスの使用)は、間接的にクローン病の症状管理に役立つかもしれません。
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♯47クローン病と尿路感染症の意外な関係

「クローン病って腸の病気じゃないの?」「尿の感染と関係あるの?」と不思議に思われるかもしれませんが、実はいくつかの理由でクローン病の人は尿路感染を起こしやすいと言われています。原因として①腸と膀胱がつながる「腸膀胱瘻」という状態、②治療で使う薬が感染症を起こしやすくする、③腸の手術を受けた後の体の変化で感染しやすくなります。
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♯46【IBDと脂質】活動期・寛解期での考え方と最新ガイドライン

IBDの活動期には、腸への負担を減らすために「低脂質食」が推奨されることが多いです。具体的にどれくらいの脂質量が良いのか、明確な科学的根拠はまだ十分とは言えませんが、日本の多くの病院では 1日20〜30g程度 の低脂質食が提供されていることが多いようです。
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