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災害時に「自分が食べられるものがない」という不安がある人向けです。結論:避難所の配給は選べません。菓子パンやカップ麺が中心になりがちで、低脂質・低刺激が必要な私たちには合わないことがあります。だから、自分が食べられるものは、自分で用意しておくしかない。私が実際に備えている3日分の中身を、全部公開します。
5歳のとき、住んでいたアパートが半壊した
私は阪神・淡路大震災を5歳のときに経験しました。住んでいたアパートは半壊し、その日の午後には倒壊したと聞いています。父が給水車を目指して走り回ってくれたそうです。米がなく、近所のスーパーやコンビニのパンを食べていた記憶があります。隣の市にあった祖母の家が無事だったため、避難所ではなくそこに身を寄せることができ、寝る場所には困りませんでした。
当時はまだクローン病の発症前でした(発症は9年前です)。ですが「衣食住どれも大切。特に食べ物がないことが困る」という当時の実感が、今の備蓄につながっています。
私が備えている3日分の中身(全公開)
備蓄の量や内容は家庭ごとに事情が違います。あくまで「私の場合」として参考にしてください。
水が一番多い
2Lペットボトル6本入りの段ボールを6箱、約72L備蓄しています。備蓄の中で最も量が多いのがこの水です。ほとんどがミネラルウォーターです。
主食
尾西食品のアルファ米と、レトルトのおかゆ(味の素の玉子がゆ・梅がゆ、250gパウチ)を備えています。おかゆはドラッグストアで買える安価なものを選んでいます。
アルファ米については、以前尾西のアルファ米、旅行の非常食に持って行くならこれ|私の場合で詳しくレビューしました。
たんぱく源と果物
サバ缶を3つ、肉類の缶詰を3つ、果物の缶詰(ドールのパイナップルスライスなど、輪切りタイプ)を3つ備えています。
飲料
OS-1とポカリスエット、それぞれ500mlを5本ずつ備えています。
非常用トイレ
災害用の即席タイプの非常用トイレを、自宅に3回分備えています。
1歳の息子用
レトルトの離乳食を12食分、備蓄用のおむつを1袋、口拭きや簡易エプロンなども備えています。水については、子ども用に別枠では用意していません。私のコップで飲んでもらう想定で、大人用の水でまかなう考えです(この点は我が家の判断なので、正解というわけではありません)。
実は、薬の備えが一番大事だった
常用薬は、受診日程の都合や、以前に主治医に少し多めに出してもらったことが重なって、予備が2か月分あります。お薬手帳の大事なページはコピーを取り、スマホでも撮影してあります。
ただ、今回この記事を書くにあたって気づいたのですが、特定医療費(指定難病)受給者証は、スマホの写真しか残していませんでした。紙のコピーも用意しておこうと思います。
受給者証については、以前マイナンバーカード 受給者証|難病の私が使う前に調べたことにも書きました。なお、災害時の薬の入手方法について、私は主治医や薬剤師から具体的に言われたことはありません。備えの手順に不安がある方は、主治医・薬剤師・お住まいの自治体に確認することをおすすめします。
クローン病の私が「備蓄していないもの」
カップラーメンは、脂質が高いため備蓄していません。
サバ缶は脂質が高めですが、1缶を家族でシェアして量を減らすことで対応しています。これまで食べて体調を崩したことはありません。ただし、これはあくまで私の場合の話です。同じクローン病でも、体調への影響は人それぞれ違います。
正直な失敗談。買ったけど使わなかったもの
ここは正直に書きたいところです。
カセットガスコンロは、キッチンに普段使うコンロがあるため、結局出番がありませんでした。ソーラー式の懐中電灯は、普段からこまめに日光に当てておかないと充電切れになっていることが多く、いざという時に使えない状態でした。今は電池式のライトに切り替えています。
備蓄を切らさないためのローテーション方法
月に1回、月末の日に寝る前のルーティンとして、備蓄の期限を確認するようにしています。消費期限・賞味期限が近いものを取り出し、新しいものを買い足す。取り出したものは、その日の夕飯のおかずとして消費しています。
それでも消えない不安
備蓄をしていても、不安が消えるわけではありません。
一番気になるのは、1歳の息子が避難所で持ち堪えられるかということです。夏場にクーラーがなく熱中症にならないか、人が多い環境で感染症にならないか、月齢に合った食事が提供されるのか、おむつ交換の場所があるのか。考え出すと不安は尽きません。
次に気になるのは、自分の食事のことです。そして、一番困るのはやはり飲み水がなくなることだと思っています。
まとめ
- 避難所の配給は選べない。自分が食べられるものは自分で用意しておくしかない
- 水・主食・たんぱく源・果物・飲料・非常用トイレを3日分備蓄している
- 薬の備え(予備・お薬手帳のコピー・受給者証のコピー)が、実は一番大事だった
- クローン病だから備蓄していないもの(カップラーメンなど)もある
- 買ったけど使わなかった失敗談も、正直に書いた
- 月1回のローテーションで、備蓄を無駄にしない工夫をしている
備蓄の量や内容は家庭ごとに事情が異なります。この記事が「自分は何を備えるか」を考えるきっかけになれば嬉しいです。医療費や制度まわりの備えについては、高額療養費2026年8月から引き上げ|受給者証があっても要注意?もあわせてご覧ください。
※個人の体験談です。備蓄の内容や量は家庭の状況により異なります。災害時の医療・薬の入手については、主治医・薬剤師・お住まいの自治体にご確認ください。食事や体調については必ず主治医にご相談ください。

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